さまざまな家族の形を綴った「木陰の物語」を読み
「私の場合はこう、私はこう思う」と感じたことを書き込んでください。
この場が家族を学ぶきっかけになれることを願っています。
(1)あなたが好きだったモノを、思い出せる限り、書き出してみてください。
(2)現在、あなたが好きなモノは何ですか。
(3)お子さんや、お孫さんが好きなことは何ですか。
さぁ、どんなモノが、いくつくらい出てきましたか?
「昔はともかく、今、好きなものといわれてもなぁ……」という方もあるかもしれません。でも、あきらめないで考えてみてください。
好きなものに囲まれて生きる人生を想像すると、幸せな気分になりませんか?
嫌なことを我慢ばかりして過ごす時間を考えると、ぞっとします。辛抱が肝心だとか、現実は甘くないなどといって、ストレスに苦しむ人たちをみると、もっと素直になればいいのにと思います。
限られた時間の営みが人生です。もっと多くの時間を、好きなものや好きなことのために使って良いのだと思います。たった今から、自分自身にも、周りの人たちにも、好きなものを語る人生に少しだけリニューアルしてみませんか?
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インターネットで「好きになる力・youtube」を検索していただくと、この作品の手作り紙芝居がご覧になれます。読むのとは違った感覚も味わってください。
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団士郎さんの「木陰の物語」の物語・コメント抜粋です。
人生、やり直しのきかないことも多くてやりきれなくなることもあるけれど、大人も子どもも「好きになる力」さえあれば、何とかなりそうな気がしています。
ものを好きになる力も、ひとを好きになる力も、どう育めばいいのか、答えは出ませんが、誰かの「好きになる力」を思うと、ぽっと心があたたかくなるように感じます。
「好き」をたくさん見つけれる子になってほしい。そう願って子育てをしてきたわたしに⚪︎をいただいた気分。
好きなことを見つけること
わたしにとっては難題
誰かにとっては当たり前で簡単なこと
みんなあれこれ好きなことがたくさんで楽しそう
好き=情熱
生きる力につながるということに納得
わたしの父もわたしと同じで、しかめっ面で生きることが苦しそう
娘2人が好きなことをたくさん見つけながら生きている姿に、とりあえず花マル!
子育てをしていると、あらゆる局面で比較が出ます。成績もそうだし、運動もそうだし、「この子が元気でいてくれるだけで幸せ」と心から思っているはずなのに、その比較結果に、反応してしまいます。
我が子に「元気でいてもらう」ためのおせっかいとして、比較上位にいさせてやりたいという気持ちが出てくるからかもしれません。
そんな風に気持ちがささくれたときに、この一話を繰り返し読んでいます。そして、自分がすべきことを見つめなおします。