さまざまな家族の形を綴った「木陰の物語」を読み 「私の場合はこう、私はこう思う」と感じたことを書き込んでください。 この場が家族を学ぶきっかけになれることを願っています。
「“木陰の物語”届ける!プロジェクト」2020年版に収録(P4〜)
→詳細・申し込みはこちら https://honblock.net/news/2020/07/27/todokeru2020/
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投稿規約
大正生まれの祖母が、固定電話の子機がはじめて居間にやってきて、コタツの上に置かれることになった時、気になって嫌だからと紙袋を被せていたことを思い出した。 電話中であることも気になるし、電話がないことも気になる。そんな心境は、スマホになっても変わらないのかもしれない。ずっと何かにつながっているようで、何にもつながっていないようで。 一人一台スマホを持つ時代になったことを知ったら、祖母は何て言うかな。心のどこかに、この「祖母はこのことをどう思うかな」という基本姿勢は新しいものを手にするときにいつも思ってしまうことだ。もう聞いてみることはできないけれど、20代前半に祖母の家で過ごした時間が、とても貴重だったと思い返される。
「 “木陰の物語”広がる!プロジェクト」について
私たちの誰しもに家族があり、そこでは悲喜こもごも、様々なことが起こります。 団士郎氏の描く「木陰の物語」は、そんなワンシーンを切り取った、事実を基にした漫画エッセーです。
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『かぞくのじかん』(婦人之友社) 『月刊学校教育相談』(ほんの森出版) にて連載中!
大正生まれの祖母が、固定電話の子機がはじめて居間にやってきて、コタツの上に置かれることになった時、気になって嫌だからと紙袋を被せていたことを思い出した。
電話中であることも気になるし、電話がないことも気になる。そんな心境は、スマホになっても変わらないのかもしれない。ずっと何かにつながっているようで、何にもつながっていないようで。
一人一台スマホを持つ時代になったことを知ったら、祖母は何て言うかな。心のどこかに、この「祖母はこのことをどう思うかな」という基本姿勢は新しいものを手にするときにいつも思ってしまうことだ。もう聞いてみることはできないけれど、20代前半に祖母の家で過ごした時間が、とても貴重だったと思い返される。