さまざまな家族の形を綴った「木陰の物語」を読み
「私の場合はこう、私はこう思う」と感じたことを書き込んでください。
この場が家族を学ぶきっかけになれることを願っています。
『家族の練習問題 7 ~木陰の物語~ “これが私です”』 に収録(P2〜) 購入はこちら
一緒に暮らしているといつもの習慣で話し方や内容や態度が凝り固まって、素直になれなかったり、ありがとうやごめんなさいが伝えられなかったりしてもどかしいことがあります。大事に思っているのにうまく伝えられない…。でも、何らかの形でその思いがすこしでも伝わったら、絡まった気持ちのどこかが変わりはじめるのだなあと思いました。
もしも、お父さんとお母さんが逆の立場だったらならば、子供たちを含めた周りの反応はどのようになっていたのだろう、と想像しました。男性は、頼り甲斐があって、たくましくあらねばならない、という期待をいつもどこかで背負っているのではないかと思います。取り残されたのが、もしお母さんの側であったなら、家族や周囲の人たちは少しばかり協力的な態度を示していたかもしれない。「お父さん」に求められる「強さ」のようなものを必ずしも全ての男性が持ち合わせる必要はないと思うし、その時々で、状況に応じて家族それぞれがその役割を担い合うという関係性の方が、家族という共同体としての「強さ」につながるのではないかなと思いました。