さまざまな家族の形を綴った「木陰の物語」を読み 「私の場合はこう、私はこう思う」と感じたことを書き込んでください。 この場が家族を学ぶきっかけになれることを願っています。
『わが子が小学校に上がる前に読みたい「木陰の物語」』 に収録 購入はこちら
『家族の練習問題 5 ~木陰の物語~ “過去も、未来も”』 に収録(P138〜) 購入はこちら
* が付いている欄は必須項目となります。
内容*
内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。
投稿規約
もう20年ほど前。2才の長女がインフルエンザをもらったかもしれないと、0才の二女も連れて受診した小児科。ずいぶん待って入った診察室で、インフルエンザの検査キットがありません、と言われた。爆発的に流行した年ではあった。医者の「私のせいじゃないんですよ、製薬会社のせいでね」とか何とか、病状への関心を寄せず保身をはかるような発言と態度に、味わったことのない怒りで震えた。高熱の子を抱え、0才児にもうつるかもしれないと案じながらの受診。その態度を強い口調で非難して診察室を出た。そんなふうに面と向かって人を非難したのは初めてだった。 今思えば、医者も先生もさまざまだから、知恵を絞って本気で守るのは母親の役目。医者の態度をなじっても子の熱は下がらない。
新米母親がようやく母になった日だったのかもなあ、と、この物語を読むといつもこの小児科の日のことを思い出します。
「 “木陰の物語”広がる!プロジェクト」について
私たちの誰しもに家族があり、そこでは悲喜こもごも、様々なことが起こります。 団士郎氏の描く「木陰の物語」は、そんなワンシーンを切り取った、事実を基にした漫画エッセーです。
続きを読む
『かぞくのじかん』(婦人之友社) 『月刊学校教育相談』(ほんの森出版) にて連載中!
もう20年ほど前。2才の長女がインフルエンザをもらったかもしれないと、0才の二女も連れて受診した小児科。ずいぶん待って入った診察室で、インフルエンザの検査キットがありません、と言われた。爆発的に流行した年ではあった。医者の「私のせいじゃないんですよ、製薬会社のせいでね」とか何とか、病状への関心を寄せず保身をはかるような発言と態度に、味わったことのない怒りで震えた。高熱の子を抱え、0才児にもうつるかもしれないと案じながらの受診。その態度を強い口調で非難して診察室を出た。そんなふうに面と向かって人を非難したのは初めてだった。
今思えば、医者も先生もさまざまだから、知恵を絞って本気で守るのは母親の役目。医者の態度をなじっても子の熱は下がらない。
新米母親がようやく母になった日だったのかもなあ、と、この物語を読むといつもこの小児科の日のことを思い出します。